
みんな見て
きれいな花でしょ
この花は長男が、飲みに行った帰りに
六本木通りのゴミ箱から拾ってきたもの
まだつぼみのまま、捨てられていたもの。
朝帰りの(瀕死の!?)息子が、水揚げをして
瀕死の!?状態で 台所のコップの中にいた。
硬い、しおれた小さなゆり。
一晩,二晩 涼しい場所でひっそり耐えていた。
3日目の夜、見事に全部のつぼみが開き
仕事帰りの私を「おかえり!お疲れさま!」
と迎えてくれた

今日は全く、仕事にはならなかったが、
いい出会いができ、
いい話ができ、
いい時間を過ごすことができた
ほろ酔い気分の私は
花に泣かされたa
あんなに元気がなく
しおれていたのに、、、。
なんという、美しさ、
なんという、たくましさ、
私は、シャバで俗世にまみれ、
あつい日曜の1日
今日の売り上げを気にしていた
なんというおろかさ、
なんという心の狭さ
花は何にもいわず
ただ 咲いていた。
咲けるはずのなかった命を目一杯謳歌していた
私も美しく生きたい。
誰のためでもなく、自分のために。
にっこり笑って精一杯咲きたい。
あんな硬い、ちいさなゆりの蕾が
満面の笑みをたたえ、
にっこり笑って私に微笑んでいる
「どんな生き方もすてきよ」とa
田園調布秀や 女将

















